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Vol.17 保険金不払いは様々なケースがある

投資保険など、お金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今回もVol.15Vol.16に引き続き、
「保険が請求漏れにならないための
注意点を教えてください」
を取り上げます。

Q.保険金の不払いのニュース
相変わらず続いているようです。

我が家でも生命保険医療保険など
複数の保険に加入しているのですが
何かの際に保険金の不払いや請求漏れに
巻き込まれてしまわないか心配です。

そんなことにならないためにも
どのような点に注意するべきでしょうか。

(30代 女性)

今回はコラム『幸せを呼び込むマネー・カウンセリング』でもお馴染みの
ファイナンシャルプランナー金子祐子さんに答えていただきました。


金子祐子 プロフィール

神田生まれの江戸っ子ファイナンシャルプランナー&マネーコーチ。
特にシングルのプランニングを得意とする。
「より幸せになるために・夢をかなえるために」をモットーに
「幸せ」と「お金」の関係を探るべく、
FPという枠にとどまることなく活動を続けている。
オフィスBLISS代表。

■保険金の不払いとは?

そもそも保険金の不払い問題とは、
本来、支払われるべき保険金や給付金が
支払われていなかった
ということです。

そしてそれは、ある特定の保険会社だけではなく、
ほとんどの保険会社であったことが判明し、
大きな社会問題へと発展しました。

昨年の報告では、支払漏れが
損保26社で49万件、381億円。
生保では38社に120万件、910億円にも上っています。

ここまで大きな件数や金額になると、
自分の保険は大丈夫なんだろうか?と、
誰でも心配になりますよね。

一口に保険金不払い問題といっても、その内容により、

1.保険金の請求はしたが、「保険金をお支払いできない場合(告知義務違反や免責事項など)」に当たると会社側に不当に判断され支払いを拒否された不払い

2.そもそも請求していないので支払われない未払い

3.請求して、主な契約については保険金を受け取ったものの特約などその他の保障については請求していない支払漏れ

4.適用されるべき割引が適用されていなかった保険料の過払い

5.保険会社側の事務的ミスなど


といったケースに分けることができます。

それぞれ、具体的に見ていきましょう。

■保険金不払いの具体例

1.保険金の請求はしたが、「保険金をお支払いできない場合
(告知義務違反や免責事項など)」に当たると
会社側に不当に判断され支払いを拒否された不払い


保険に入るには、その契約時に自分の病歴や健康状態などを
保険会社に告知する義務があります。

この告知義務を怠った場合、
保険会社は保険金の支払を拒否できるという規定があるのです。

国民生活センターが公表した事例では、
営業の人に「通院を告知しなくてもよい」と言われて契約し、
その2年後にガンの手術を受けた時、
告知義務違反を問われて保険金が支払われなかったケースなどが
報告されています。

2.そもそも請求していないので支払われない未払い

自分に万一のことがあった場合、
家族が保険に加入していることを知らなければ、
請求しようがありません。

また、ガン保険の場合は、
本人に病気の告知をしないといった場合もあり、
せっかく保険に加入していても、
本人しか請求ができない場合には
給付金をもらえないといったこともあるでしょう。

3.請求して、主な契約については保険金を受け取ったものの
その他の保障については請求していない支払漏れ


これについては、生命保険では特約(特に三大疾病や通院)について、
また、自動車保険においては付随的な保険金
(見舞金、香典、代車費用等)の支払漏れが目立ちました。

入院して、入院給付金を受け取ったり、
事故にあってその保険金を受け取ったりしたことで安心して、
その他のものも請求できると知らずに
そのままにしてしまう人が多いのかもしれません。

保険会社のほうでも請求案内などを送って
注意喚起をしなかったということが問題になっています。

4.適用されるべき割引が適用されていなかった保険料の過払い

これは火災保険料の取りすぎという問題です。

火災保険は、建物の構造により保険料が決められています。

この構造の認定を誤ったり、
また耐火性が高い建物でありながら
適切な割引率を適用していなかったりといったことで、
払わなくてもいい保険料を余分に取られていた
ということがあります。

5.保険会社側の事務的ミスなど

上記1~4も事務的ミスと言えば事務的ミスに含まれるのですが、
その他保険料の支払いをやめた契約者への失効返戻金や
解約時に払う解約返戻金、保険金の支払いが遅れた場合の
遅延利息の支払い漏れも多く見つかりました。

原則的にこちらから請求するのが基本ですが、
やはり会社側の説明が充分でなかったといえそうです。

こういった問題に巻き込まれないために、どうしたらいいのか? 
そのための注意点は次回で考えていきます。


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2008-01-15 11:39  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(3) 
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