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Vol.66 自動車保険は必要な補償の確認を

投資や保険など、お金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今回も前回に引き続き、
「自動車保険の契約、補償の内容を見直すポイントを教えてください」
を取り上げます。

Q.自動車保険の契約がまもなく更新になると
保険会社の代理店から連絡がありました。

これまでは内容をそれほどしっかりチェックしないまま
すすめられた保険に入ってきたのですが、
「契約や補償の内容を見直すだけで保険料がずいぶん変わる」
と友人からも言われたので、今回の契約更新を機に
内容を見直そうと思っています。

その場合、どのような点に注意するべきなのでしょうか。

(20代 男性)

今回は、某大手損害保険会社に勤務して
長年営業を担当してきたFさんに、答えてもらいました。

F.jpgF プロフィール
某大手損害保険会社勤務
ファイナンシャルプランナー資格所持

損害保険会社に入社後、主に法人営業を担当し、
現在も本社営業部にて法人営業を担当。

ウィークデーは、ほとんど子供と話す時間がないので、
週末は2児の父として、家族サービスを展開中。

最近、メタボが気になる40歳。

■そもそも、任意保険の役割とは?

自動車の保険には、強制保険と言われている「自賠責保険」と、
任意保険と言われている「自動車保険」の二種類があります。

自賠責保険は、あくまでも被害者救済を目的とするもので、
「他人にけがをさせてしまった場合の補償」のみの保険です。

また、その補償金額(保険金額)にも上限があります。

・死亡:3,000万円 
・後遺障害:75万~4,000万円 
・傷害:120万円

一方、任意保険は、自賠責保険だけでは足りない
「他人のケガ(自賠責保険の補償額を超える場合)」
「自分のケガ」「他人の物・クルマ」「自分のクルマ」
などの損害を補償する保険です。

さて、自動車保険は、ここ数年の間に自由化が進み、
損害保険会社各社が様々な補償を「特約」として付帯することで、
その補償範囲を拡大してきました。

その結果、内容が複雑になり、
お客様がニーズと必ずしも合致しない無駄な補償を
購入しているケースが増えて
きました。

もちろん、お客様自身が契約更新の際に
内容を確認いただくことが前提となっていますが、
中には「よくわからない」という方もいらっしゃると思います。

昨今、話題となった損害保険会社の保険金不払いの問題は、
こうした特約の複雑化も原因の一つだと言えます。

この問題の発生を機に、損害保険会社は、
昨年から契約更新の際にお客様ひとりひとりに対して、
「契約内容のご確認」をお願いするとともに、
商品内容の見直しを行ってきました。

現在では、各社とも特約の数を大幅に削減し、
お客様にとって「わかりやすい」自動車保険の開発に
力を入れて
きています。

■契約更新では、自分にとって必要な補償は何かを確認

自動車保険の更新の見積もりが来たら、
まずご自分に必要な補償は何なのかを確認しましょう。

blogFIN66.jpg1.自分のニーズを確認

基本的に自動車保険の補償には、自賠責保険の不足分を補償する「対人賠償」、他人のクルマや財物を補償する「対物賠償」、自分のケガを補償する「人身傷害保険・搭乗者傷害保険」、自分のクルマを補償する「車両保険」の4つの補償があります。
それ以外の補償は、オプションとなりますので、オプションが自分にとって本当に必要かどうかをよく見極めてください。

2.車両保険の付帯、見直し

車両保険は、これを付帯するかしないかで、
保険料が大きく異なりますので、特によく検討してください。
車両保険には、自分で車庫にこすったとか、
電信柱にぶつけたというケースでは補償されない
「エコノミータイプ」もありますので、
確認してみてはいかがでしょうか?

3.年齢条件、運転者限定特約などの確認

年齢条件によって保険料が大きく異なりますので、
年齢条件はよく確認してください。
年齢条件には通常「年齢問わず」「21歳以上補償」
「26歳以上補償」「30歳以上補償」「35歳以上補償」
といった区分があり、保険期間の中途で年齢条件の変更も可能です。
その場合、年間保険料の差額が返金されます。
最近では、年齢条件を設定しても、
友人・知人なら何歳でも運転できる内容になっている商品もあるので、
ぜひ年齢条件も確認しましょう。
また、運転者の範囲を限定すると
保険料が約3%~8%割引になります。
具体的には、「本人限定」や「本人・配偶者限定」
「家族限定」などがあります。

4.その他、免許証の色(ゴールド免許)で割引になったり、
自動車の使用用途によっても保険料が異なるので、その点も十分確認


損害保険会社各社は7月以降一斉に
自動車保険の改定を実施しています。

各社「よりシンプルに、わかりやすく」をコンセプトに
商品改定を実施していますので、
更新の機会によく保険の内容をご確認ください。

また、付帯サービスである「ロードサービス」も
各社充実させてきていますので、一度確認しておくと、
いざという時に便利
ですよ。

今回のポイント!

・任意保険は、自賠責保険では足りない損害を補償する保険。

・損害保険会社は「わかりやすい」保険の開発に方向を転換。

・保険更新の見積もりが来たら、必要な補償は何かを確認。

・いざという時に便利な「ロードサービス」も充実。


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2008-07-22 12:11  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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