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Vol.68 カードのポイントを活用する3原則

投資や保険など、お金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今回も前回に引き続き、
「クレジットカードのポイントの賢い貯めかた、教えてください」
を取り上げます。

Q.クレジットカードのポイントを貯めようと、
買い物はできるだけクレジットカードで済ませるようにしています。

でも、そんなにしょっちゅう高額な買い物をするわけでもないので、
思ったほどポイントが貯まりません。

もっと他にも効率的にポイントを貯める方法があるなら
ぜひ教えてください。

(20代 女性)

今回はクレジットカードについて精通し、
その研究をライフワークにしている
フリージャーナリスト 岩田昭男さんに答えてもらいました。

face.jpg岩田昭男 プロフィール

フリージャーナリスト

月刊誌記者を経て、現在、流通、メディアに強い
ジャーナリストとして主に雑誌で活躍中。

放送、マルチメディア関連の仕事も多い。

クレジットカードについては「使い勝手」から「裏ワザ」まで精通し、
その研究は10年前から取り組んでいるライフワーク。

主な著書に「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)、
キャッシュバックカードマル得活用術」(実用之日本社等)がある。

■クレジットカードのポイントの賢い貯め方とは

「大金を持ち歩かなくていい」
「当座の現金が無くても買い物ができる」
「分割払いが簡単にできる」・・・
クレジットカードの魅力はいろいろありますが、
あえてクレジットカードを使って支払いをする大きな理由に
「ポイント」があります。

買い物で貯めたポイントは
大型テレビや海外旅行のような豪華商品や全国で使える商品券、
航空会社のマイルなどに交換可能。

直接の現金還元ではありませんが、それに近い魅力があります。

そのためにみながポイントと聞くとお得と直感的に感じるのですが、
じつはポイントの仕組みは千差万別。

やり方を間違うとせっかくのポイントももらえなかったり、
せっかく貯めたポイントを台無しにしてしまうこともあります。

そのポイントを有効に活用するには、3つの原則をよく理解することです。

1.現金還元率
2.有効期限
3.交換の自由度

の3つ
です。

■カード会社で結構違う「現金還元率」

ポイントを効率よく貯めるには、
支払いを1枚のカードに集中させることが大原則ですが、
その前に、まずポイントの「付与率」を知っておく必要
があります。

これは「いくら使ったらいくら貯まるか」という割合のことです。

付与率はカード会社によって異なります。

付与率の“相場”は利用金額1000円で1P(ポイント)というのが一般的。

では1000円=1Pのカードならどれも同じかというと、実は違います。

付与率と同様、還元率を考えなければいけないからです。

「1000円=1P」(付与率)の設定で
「100P貯めると1000円相当の景品と交換できる」(還元率)とか、
「10Pで100円相当の景品と交換できる」(還元率)など
プログラムはさまざまですが、これもカードによって異なるため、
ポイントサービスの仕組みは途端にややこしくなります。

しかし、ポイントは決して難しくはありません。

要は「現金還元率」を判断の基準にすればよいのです。

「現金還元率」とは、「いくら使うといくら返ってくるのか」ということ。

つまり、1000円使って100円戻ってきたら、
そのカードは10%の現金還元率。

10円なら1%、5円なら0.5%となります。

この割合をしっかり押さえておくと、ポイントに強くなり、
どのカードがお得か、わかるようになります。

実際、 同じポイントといっても、
この現金還元率が違うと月とスッポンほどの差が出てくるものです。

クレジットカードの場合は、
プロパーカードの現金還元率はだいたい0.5%ほど。

その一方で、百貨店などの提携カードは、
これは提携先とカード会社の原資を負担するので、
8%の現金還元率があり、1000円の買い物をすると、
最大80円は返ってくる計算になります。

同じ1000円の買い物で、5円と80円では大きな違いです。

ですから、カードを選ぶときやカードを使うときには、
最初に現金還元率をしっかり計算して臨みたいものです。

また、現金還元率だけではなく、
カードを使ったポイントで発生する端数のチェックも忘れずに。

1000円以下も切り捨てずに
100円単位まで計算されるカード会社もあります
(他のカードはほとんど切り捨てになる)。

400円利用すれば0.4Pになるので、こまめにお得が得られるのです。

また誕生日月のバースデーポイントや利用金額が
一定額に達すると付与されるボーナスポイントなどが
用意されているカードもあるので、
特典を見逃さないように
しましょう。

■「有効期限」もチェックしよう

せっかくたくさんポイントを貯めようとしても、
有効期限が短いポイントプログラムでは思うように貯まらないものです。

多くのカードは2~3年間を一つの区切りにしていますが、
「永久不滅ポイント」をうたっているカード会社もあります。

blogFIN68.jpgつまり有効期限を気にせず貯められるということです。

ここに毎月の利用金額が10万円の会員がいるとします。

1000円=1Pなら年間1200P、2年の有効期限内に2400P貯められることになります。

このポイント数ですと、たとえばシェーバーとかドライヤーなどが景品として手に入ります。

それはそれでうれしいのですが、これらはどこの家庭にもあるもの。

かといって、ほかに特に欲しいものでもないし・・・
そんなときにどうする? 

永久不滅ポイントならたとえば20年間、2万4000Pまで貯めると、
国内温泉の宿泊が楽しめます。

もっと長時間、もっとたくさん貯めれば
「海外旅行」に手が届くかもしれません。

■得点が広がる「ポイント交換の自由度」

ポイントを景品や商品に交換するのではなく、
航空会社のマイルやネットショップなどで使えるポイント、
つまりよりお金に近いモノに交換したいという人も多いはず。

航空会社のマイルに交換できる仕組みは、
多くのカード会社が用意しています。

最近は他社のポイントを積極的に受け入れるカードが増えてきました。

ネット通販やビデオレンタル、ドラッグストアなどは
貯めたポイントを他のカードのポイントに交換できます。

この仕組みをうまく使えばお得になります。

たとえば、通販で貯めた4000ポイントを
マイルに交換しようという時に直接換えると
1000マイルにしかならないのに、
いったん銀行を通し、さらにビデオレンタルを通し、
そこから航空会社にもっていくと
2000マイルと倍のマイルがつく例もあります。

なぜ、こんなこと起こるのかというと、
ポイントの交換レートは、
当事者同士の話し合いで決められるからです。

その両者間では公平なのですが、
いくつかの企業を経由するうちに
高いレートでマイルと交換できることになるのです。

また、ポイント交換プログラムが
充実しているカード会社もあります。

これをネットショッピングのポイントに交換すれば、
欲しい商品が安く買えることになります。

カード会社のポイント交換プログラムを使わなくても、
他社のポイントに移行できる仕組みもあります。

そのひとつがGポイントという交換サイト。

ここではカード会社のポイントを
リアルタイムにGポイントに交換できます。

そうして得たGポイントは別の会社のポイントに交換できます。

還元率はどうしても悪くなりますが、
有効期限間近になって無理に商品と交換するよりは
はるかにいいわけです。

クレジットカードのポイントはほとんどお金と同じ価値があります。

そのため一生懸命貯めたくなる気持ちはわかるのですが、
落とし穴には注意を。

たとえばリボ払いにするとボーナスポイントがもらえると聞くと、
1回払いができるのにボーナスポイント欲しさに
無理矢理リボ払いにするケース。

リボ払いは金利が発生する支払い方法。

上手に利用するのはいいけれど、
ポイントもらうために利息を支払うのは本末転倒。


計算してみると少しもお得でないことがわかるはず。

ポイントプログラムは賢く利用しましょう。

今回のポイント!

・ポイントを効率よく貯めるには、
 支払いを1枚のカードに集中させることが原則。

・いくら使えばいくらのバックがあるかを表す
 現金還元率を理解する。

・ポイントの効力が有効な期限をよく知る。

・ポイントを他の価値に交換できる方法を理解しておく。


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2008-08-19 11:18  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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