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Vol.76 ボーナスの投資先はETFがおすすめ

投資や保険、カードなどお金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今月は「こんな時にこそオススメの、ボーナス運用術とは?」
を取り上げます。

Q.念願のボーナスが入ったのですが、
多少は将来のために運用したいと考えています。

でも、株も為替も少し前から大変なことになっていて
どんな商品に投資をすればいいのか不安です。

平日は忙しいので、夜に投資状況が自宅のパソコンで確認できる
オンライン証券を利用したいと考えています。

ぜひオススメのボーナス運用方法を教えてください。

(30代 男性)

今回は年間150回前後もの講演の他、
テレビや雑誌など様々なメディアで活躍中の
経済アナリスト 田嶋智太郎さんに答えてもらいました。


田嶋智太郎 プロフィール

慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て転身。

金融・経済全般から戦略的な企業経営、
個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究する。

週刊現代など、活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。
数多のWEBサイトで株式、外国為替等のコラム執筆を担当し、
株式・外為ストラテジストとしても高い評価を得ている。

テレビ(テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」)や
ラジオ(毎日放送「鋭ちゃんのあさいちラジオ」)などのレギュラー出演を経て、
現在は日経CNBC「マーケットラップ」のレギュラーコメンテータを務める。

主な著書は「財産見直しマニュアル」(ぱる出版)
外貨でトクする本―10ドルから始めよう!」(ダイヤモンド社)など。

オフィシャルHPは http://www.e-minamiaoyama.com/

未曾有のクレジットバブル崩壊で世界同時株安、
対円での諸外国通貨レートの急落など、
世界の金融市場は大いに混乱し、動揺しています。

日経平均株価は、この2年足らずでおよそ1万円の下落。

ドル/円は'07年の高値から直近安値まで30円以上の下落となり、
中国やインドの株価、原油や金などの国際商品価格も
大幅に下落してしまいました。

かねてから、こうした資産を保有していた投資家の多くは、
いま多大な評価損を抱えています。

しかし「これから新たに投資を始めてみようかな~」
と考える方にとっては「まさに絶好のチャンス」
といえる
のではないでしょうか。

今回のボーナスを機に、
中長期スタンスで投資運用をスタートさせることは大賛成です。

■やはり・・・日本株は「あまりに売られすぎ」!?

まずいえることですが、
やはり日本の株価の現在水準は「あまりに売られすぎ」でしょう。

先ごろ、日経平均株価は一時的にも終値で7千円台前半まで売り込まれ、
26年前とほぼ同水準となりました。

ちなみに、当時の日本のGDPは現在の6割程度で、
この26年の間に家計の金融資産は3.6倍になっています。

日本株の下げの最大要因は、
顧客からの解約要請と金融機関による信用供与枠の抑制で
現金の必要に迫られた海外ヘッジファンドの「換金売り」に
因るところが大きいものと思われます。

当のヘッジファンドは、このところ総じて経営悪化の傾向を強めており、
これまでに350ものファンドが解散。

多くのヘッジファンドが決算を迎える12月をもって、
これまで続いた「換金売り」も一巡すると見ることができそうです。

確かに、'09年3月期の利益見通しが軒並み下方修正されていることで、
東証1部全銘柄の予想株価収益率(PER)は15倍弱に急上昇しています。

その意味では、必ずしも「日本株は割安」とは
いえなくなったのかも知れません。

でも、'08年3月期まで6期連続の増益となった上場企業は、
その間に負債を着実に返済し、純資産を積み上げてきました。

その結果、東証一部全銘柄の株価純資産倍率(PBR)は、
現在でも1倍(解散価値)を下回っており、
これは誰が何といおうと「異常」です。

その実、賢明な日本の個人投資家が、
このところ日本株への投資姿勢を
かつてないほど強めている
ことは、もはや周知の事実。

日経平均株価が月間で過去最大の下落率を記録した10月、
個人投資家の買い越し額は1兆円近くに達し、過去最高となりました。

■まずは、上場株式投信(ETF)に挑戦!

日本株全体が「あまりに売られすぎ」の状態にあるとすれば、
まずは「その全体を底値で買う」ことから始めればいいでしょう。

blogFIN76.jpgそのために好適な商品の一つが『日経225連動型ETF』です。

周知のとおり、ETFは株式市場に上場する投資信託の一種で、株式と同様にその時々の「時価」で売買することが可能です。

日経225や東証株価指数(TOPIX)、業種別株価指数など、様々な指数に価格が連動するETFがありますが、とりあえずは最も価格の変動状況がつかみやすい日経225に連動するタイプを選ぶことをおすすめします。

たとえば、大阪証券取引所に上場する
『日経225連動型上場投資信託(銘柄コード=1321)』は、
日経平均株価が1万円未満の水準にある現在、
最低10万円未満の小口から投資することができ、
ボーナス資金を中長期で運用するには好適であると思われます。

また、先に述べた海外ヘッジファンドの換金売りなどによって、
ひと頃に比べると「金」の価格も大きく値を下げています。

この金価格に連動するETFというのも中長期的には狙い目でしょう。

たとえば、大阪証券取引所に上場する
『金価格連動型上場投資信託(銘柄コード=1328)』は
現在、最低2万数千円という小口から売買することができ、
金地金などとは違って保管上のリスクもないことから、
これもボーナス資金の運用には好適であるものと思われます。

オンライン証券経由であれば、夜に当日の相場を確認したうえで、
翌日の寄り付きで「成り行き」注文を出したり、
任意の「指値」で買い注文を出したりすることも
できます。

携帯電話で注文内容の変更や確認ができるオンライン証券もありますので、
上手に活用されることをおすすめします。

今回のポイント!

・世界的な金融市場の混乱、動揺で
 日本株は売られ過ぎの状態にあるものと思われる。

・日本株全体の出直りを「買う」なら、
 まずは日経225連動型ETFが買い。

・金価格に連動するETFも中長期的にはオススメ。

・オンライントレード、モバイル(携帯電話)トレードを
 上手に使いこなそう。

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2008-12-09 11:12  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(3) 
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