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Vol.80 FXには必勝法はないが必敗法はある

投資や保険、カードなどお金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今月のテーマは「FXで『利益を出しやすいタイプ』、
『損をしやすいタイプ』はありますか」
です。

Q.最近、FXをはじめました。

自分なりに勉強をしながら取引をしているのですが、
あまり利益を上げることができません。

人の意見に流されやすい自分の性格に
原因があるのかとも思っています。

もし、FXで「利益を出しやすいタイプ」と「損をしやすいタイプ」が
あるのなら教えてください。

(20代 男性)

今回は個人投資家向け情報提供会社 『エフエックス ニュースレター』代表の
国際金融ジャーナリスト 斎藤登美夫さんに答えてもらいました。


100-120.jpg斎藤登美夫 プロフィール

約13年間の為替専門誌記者生活を経て2004 年に独立。
個人投資家向け情報提供会社
『エフエックス ニュースレター』を設立し、現在はその代表。

またインターネットの為替テレビ
FOREX TV(無料)」を運営する
『etvMEDIA・ジャパン株式会社』の代表取締役も兼ねる。

24時間為替情報サービス『MARKET WIN 24』への情報提供のほか
レポート配信、セミナー講師などでも活躍中。

FOREX TV http://www.forextv.jp/
FOOREXのブログ http://fx-blog.jp/saito/

■取引の「必勝法」存在しないが「必敗法」は存在

以下の話は、わたしがセミナーなどを頼まれた際、
個人投資家の皆さんに向けて、よくする話の一部です。

FX(為替証拠金取引)に限った話ではありませんが、
取引の「必勝法」というものはおそらく存在しないでしょう。

しかし、それに対する「必敗法」はあると思います。

別の言い方をすると、「相場で勝ち続けてきた方の手法」も参考にはなりますが、
自分もそれと同じことをしても必ず勝てるとは限りません。

しかし、逆に「相場に負け続けてきた方の手法」と同じことをやり続けると、
まず間違いなく負け続けます


何故なら、それこそが「必敗法」であり、間違った取引のやり方だからです。

したがって、まず考えなくてはならないことは、
「必敗法」と確実に逆のことをやること
です。

間違っても、同じ手法をとってはいけません。

そうすれば、少なくとも「負け続ける」ということはありません。

ただし、そんな「必敗法」と逆の方法をとるということ、
実は難しいことではありませんけれども、
性格というか精神力が若干必要になると思います。

■やるべきことはごく簡単、ただそれがなかなか守れない

では以下で、わたしが様々な「相場に負け続けてきた方」にヒアリングし、
蓄積したノウハウである「必敗法」を具体的に解説しましょう。

それは大きくわけて2つあります。

1.ルールを守れない(守らない)

ちなみに、ここでいう「ルール」とは、
他人に押し付けられたものではなく、自分で決めたルールのことです。

そして、それは決して難しい決め事を、
それもたくさん決める必要はありません。

ごくごく簡単なことを、
取引をする前にひとつかふたつ決めればいいのです。

たとえば、わたし自身も口座を持ち、FX取引をやっているのですが、
そこでの「ルール」は「一日に取引は多くても3回まで」と
「取引レバレッジは10倍以下で行う」の2つです。

こうした「ルール」は、もちろん人によって違い、
知人の一人は翌日の仕事を考えて「夜11時以降取引をしない」としていますし、
別の人間は「会社の昼休みなどにレートをチェックしない」、
「一度の取引金額は3通貨ペア、3万通貨単位まで」としているようです。

いずれにしても、この「ルール」は自分自身で決めるのですから、
簡単に守れそうですが、これがなかなか難しいものです。

しかし、一度「ルール」が破られてしまうと、
あとはなし崩し的な状況で様々なところで綻びが生じてくることになります。

なにごとも最初が肝心です。

他人や相場に勝つ前に、まずは自分に勝ちましょう。

自分に勝てない人は、相場にも勝てません。

自分で決めた「ルール」を絶対に守るという強い意志で取引に臨んでください。

2.最初に設定したストップロス・レベルをのちに修正する

取引をなんどか経験されている方なら、
「最初に設定したストップロス・レベルにあと数ポイントでつきそう」
という、ハラハラドキドキの経験を
一度や二度されたことがあるのではないでしょうか。

その際に、できれば損失を被りたくないとは誰しも考えるもの。

したがって、届きそうなストップロスのレベルを修正したり、
あるいはストップロス・オーダーそのものをキャンセルしたりする方がいますが、
それらは絶対にやってはいけないことです。

これはたとえば、ストップロスのレベルを修正して、
たまたま上手くいったとしてもです。

blogFIN80.jpgいや、仮に上手くいった場合の方がのちのちコワイのかも知れません。

というのは、これは上手くいったという、一度味を占めたことにより、その後ロスカットができなくなったり、あるいはロスカットが遅れたりしかねないからです。

先々、傷が深くなりかねないという危険性をはらんでいる取引といえるでしょう。

金融機関に勤めるプロのインターバンク・ディーラーでも、取引において勝率100%の人間などは存在しません。

もっといえば、「プロ」でも
勝率はせいぜい6割程度だと覚えておいてください。

しかし、プロは勝率6割でもキチンと利益を挙げています。

それは何故かというと、ロスカットが早い、
もしくはロスカットが上手いからです。

諦めがよいというか切り替えが早い、あるいは潔い人になりましょう。

相場で勝てる人は、同時に「負け方も上手い人」でもあります。

デモ取引などを通じて、ぜひ上手い負け方を勉強したうえで、
実践取引に臨んでほしいと思います。

今回のポイント!

・取引の「必敗法」は存在する、
 間違っても同じ手法をとってはいけない。

・必敗法の極意 1.ルールを守れない(守らない)。

・他人や相場に勝つ前に、まずは自分に勝とう。

・必敗法の極意 2.最初に設定した
 ストップロス・レベルをのちに修正する。

・相場に勝てる人は「負け方も上手い人」。

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2009-02-10 11:10  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 

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